泉州タオルとの上手なお付き合い

泉州タオルとの上手なお付き合い

皆様、いつも『泉州タオル』をご愛願いただきありがとうございます。”せっかくおつかいいただいているのだから、少しでも長く、快適に使って欲しい”。そんな思いを込めて、泉州タオルとのお付き合いについてお話します。

ドライユースとウェットユース

一口にタオルと言っても、その用途はさまざまですよね。例えば、お風呂に入って体を洗う時は、薄手のタオル(浴用)で、洗った後は水をしぼったり出来るもので、逆に上がった時は厚手でしっかり水の量を吸ってくれる物などですね。

ドライユース

ドライユース

  • タオルを乾いた状態で使う。
  • 水分をふきとるために使う。

お風呂上がりに体を拭く時、汗を拭く時など

ウェットユース

ウェットユース

  • タオルをぬらして使う。

お風呂で体を洗う時など

用途に合わせた様々な形

さらに、使用目的によってたくさんの大きさ、形もありますよね。使う目的と用途にあったタオルをお選びいただいて使って下さいね。

  • バスタオル

    バスタオル

  • フェイスタオル

    フェイスタオル

  • スポーツタオル

    スポーツタオル

  • 浴用タオル

    浴用タオル

  • ハンドタオル

    ハンドタオル

  • タオルハンカチ

    タオルハンカチ

  • タオルマフラー

    タオルマフラー

  • シーツ&マット

    シーツ&マット

  • ベビー&アパレル

    ベビー&アパレル

タオルのお洗濯の豆知識

新しいタオルを使うとき

みなさまはどうされていますか?必ず、洗ってほこりを落としてから使いはじめますよね。初めから2,3回目ぐらいまでのお洗濯ですが、色物は必ず白い物と分けてお洗濯してあげて欲しいんです。なぜなら、繊維の表面に浮いた染料や、細かいケバなどが出てくるため、白い物に付着してしまうからです。大事な衣類を汚してしまったら大変ですので、ご注意くださいね。

タオルはぬれっぱなしが大嫌い

使ったらすぐにお洗濯。なぜなら、ぬれたタオルには雑菌が繁殖し、それがにおいにつながるから。・・・でも、一枚ずつすぐにお洗濯なんてできないですよね。すぐに洗えないそんな時は、雑菌の繁殖や臭いをおさえるためにとにかく一旦乾かしてあげてください。お洗濯するんだから・・と丸めて乾かさずにおかないでくださいね。

節水は大事・・・でも、タオルには

タオルにとって快適なお洗濯は、たっぷりのお水で、たくさんの回数をすすいでもらうこと。なぜなら、少ないお水ではタオルと他の洗濯物がこすれあって、傷みや毛羽落ちの原因になってしまうから。水の量は洗濯機にまかせているから・・・・というあなたも、タオルの痛みが気になる時は、水の量を確かめてみてくださいね。特に、ドラム式洗濯機をご使用の場合は、設定ができるようであれば、デリケート衣料(ウールやシルクなど)を洗うコースを選んで、さらに水量は多くしてあげるとタオルの風合いを失いにくいですよ。

柔軟剤は、控えめに

タオルは、柔らかくてふわふわが一番ですよね。そこで、登場するのが柔軟剤。でも、毎日使い続けるのはダメ。柔軟剤は、タオルの表面を整え柔らかくなりますが、使いすぎると水を吸いにくくなったり、毛羽落ち(繊維が滑って抜け落ちる)をしやすくなったりもするんですよ。だから、タオルを使っていて固くなったと感じた時(お洗濯10〜15回に一度)にだけ、適量を使ってくださいね。

しっかり脱水・・・でも、タオルには

タオルのふんわり感は、ループ(毛の輪っかの部分)がふっくら立っているから。でも、しっかり脱水するとこれがつぶれてしまい、ふんわり感が消えてしまいます。特にやわらかいタオルは、ご用心!圧力に弱く、そのまま乾いてしまうとふっくら感がなくなってしまいます。しぼりすぎないことがポイント。

お洗濯が終わったら、すぐに・・・。

すでにご紹介したように、タオルはぬれっぱなしが大嫌い。だから、お洗濯が終わったら、すぐに干してあげて欲しいんです。でも、干す前にもうひと手間。洗濯機の脱水で、圧力をかけられてぺっちゃんこになっているタオルをやさしくほぐしてあげて欲しいんです。ふんわり感を取り戻すには、ぺちゃんこになったループをできるだけ元に戻してあげること。

ほぐし方

干す前に、タオルのループを立てるようにほぐしてあげて下さいね。そのためには、タオルを広げて両手でもって、パンパンとふってほぐす。ただし、ぬれたタオルは、水分を含んで重たくなってます。特に、ヘム部分(タオルの両端の折り返してある部分)は厚くなっているので、他の部分よりもっと重くなってるの。だから、この部分を下にしてふってしまうと・・・重みでタオル地が伸びてしまったり、最悪の場合はヘムとのつなぎ目が切れてしまったりすることもありますよ。方向には要注意!

すっきり乾いたタオルは気持ちいい。・・・でもタオルには。

おひさまの下で、すっきり乾かしたタオルは気持ちいいもの。でも、実は太陽光線には殺菌作用がある反面、タオルの色をあせさせたり、生地を弱めてしまう作用もあるんです。だから、直射日光は避けて陰干しで、さらに風通しが良い場所がタオルを長もちさせるには最高なんです。そして、タンブラー乾燥機はタオルをふんわり仕上げるのにいい方法ですが、ただタオルが縮みますのでお気を付けくださいね。

タオルのお手入れの豆知識

もし、ひっかけてパイルがでてしまったら・・・

あわてずに、パイルの伸びた根本からはさみで切ってあげてね。

狭い場所はイヤ

みなさんはタオルをどのように収納されていますか?「たくさん使うから、棚に精一杯詰め込んでます・・・」という方も中にはいるかもしれませんね。実は、タオルのふんわり感を保つためには、やっぱりふんわりと収納して欲しいんです。タオルがふんわりするのは、パイルの中に空気をふくんでいるから。狭い場所に、しっかり押し込んでしまうとこの空気が抜けてしまいますよね。いざ使う時にはぺったんこ・・・とならないためにも、例えばふんわりと筒状に丸めて収納をおすすめします。

いただきもののタオルは

いただきもののタオルは、みなさまどの様にしまってますか?箱のまま・・・という方が多いんじゃないでしょうか?使う前に洗えばいいから・・・と思いがちですが、実はこれは間違いなんです。シールやテープが付いたままだと、そこが変質して、タオルを痛めることだってあるんですよ。それに、折れ目が脱色・変色することだってあるんですよ。だから、箱から出して、一旦洗って、それからふんわり収納が正しい保存法です。